唇顎裂の息子と歩む道

2016年男の子を出産。左の唇顎裂(口唇裂)という先天性の奇形をもって生まれてきました。その息子との生活を書いてます。

口唇裂のことを両親に伝える

報告についての相違

生まれてくるまで本当に口唇裂なのか、どの程度の状態なのかわからない。

両親への報告はどうするか、夫と話しました。

夫は生まれてからでもいいんじゃない?と言っていましたが、私は先に伝えたかった。

だって、生まれてきて顔を見てもらったときに驚かれるのは嫌だった。

純粋に息子の誕生を喜んでほしかった。

口唇裂かもということを先に受け入れてもらっておけば、無事元気で生まれてきたことを喜んでもらえる、そう思った。

 

夫の両親の反応

夫は私の思いを受け入れてくれて、両親に報告をしてくれました。

私たちは都内に住んでますが、夫の両親は北海道に住んでいます。

遠い分、むやみに不安を与えたくない、夫はそう思ったんだとは思います。

その気持ちもわかります。それでも両親に伝えてくれたことに感謝しています。

 

夫の両親は「わかった。大丈夫。安心して。」そんな感じのことを言っていたそうだ。

その後いろいろ調べてくれてようだが、私に何か言ってくることもなにもなく

報告する前と全く変わらなかった。

本当にいい両親でありがたい。

 

私の親への報告

うちの親には、本当に言いたくなかった。

偏見の塊で、恥ずかしいくらい失礼な考えの持ち主なんです。

でも里帰りしているので言わないわけにはいかない。

言えば絶対に質問攻めにあうので、ギリギリに伝えることにした。

といっても私は38週で予定帝王切開なので、37週の検診のあとに伝えた。

案の定「どうするの?大丈夫なの?」って言った。

何がどうするのなの?

大丈夫かどうかは私が聞きたいよ。

『どのくらいの程度であれ、生まれたら適切な治療をしていくだけだよ』そう伝えた。

 

 

私は同じ理由で、私の近い友達には報告しました。